歯科治療と骨粗しょう症治療を安全に受けるために 

 ビスフォスフォネート(BP)製剤と副作用 

骨粗しょう症の治療を受ける際、ビスフォスフォネート(BP)製剤を服用

している患者さんの中に、歯科治療後に重大な合併症を起こすケースが

あると報告されています。

これは、ビスフォスフォネート(BP)製剤の副作用によるものです。

ビスフォスフォネート製剤とは?

骨がスカスカになる骨粗しょう症の治療薬で、骨が溶けるのを抑え骨の量

を増やす効果があります。

がんの骨転移治療や多発性骨髄腫(たはつせいこつずいしゅ)などの

治療に使われているお薬です。 

  ■ 日本で使用されているビスフォスフォネート(BP)製剤の飲み薬

ボナロン・ベネット・ダイドロネル・フォサマック・アクトネルなど 

歯科治療を受ける際の副作用

                                       

顎の骨が腐る

歯の神経の炎症が起こる 

感染症が重くなる など

 抜歯、歯周外科手術、インプラントの埋め込み手術などの

 外科手術に上記の副作用が発生しやすいため、必要な歯科

 治療が受けられません。 

※注射薬の方が飲み薬より副作用が強く現れます。

安全に医療を受けるためにも、骨粗しょう症治療を開始する

前に、必要な歯科治療は終わらせようにしておきましょう。

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素人判断は禁物! 指示の通りに服用しましょう 

 歯科医院で処方されるお薬は、

 内服薬

■腫れや痛みをやわらげ熱を下げる  「消炎解熱鎮痛剤」

■感染している細菌を殺す      「抗生物質(抗生剤)」

  外用薬

■抜歯やケガ、口内炎などの傷には  「口腔内用うがい薬」や

                 「軟膏」類などがあります。

 正しいお薬の飲み方・扱い方

●指示通りに服用しましょう

・勝手な判断や飲み忘れなどで、薬の量や飲む時間、回数が変わ

 る薬の効果がでません。かえって副作用が出たりすることが

 あり危険です。

・飲み忘れとき、2回分飲むのは危険ですのでやめてください。

 忘れて不安な時は、歯科医師や薬剤師に聞いて指示を受けて

 下さい。

●水またはぬるま湯で飲みます

・グレープジュースやお茶などで飲むと害のある薬もあります。

・アルコールはお薬の作用に影響します。お薬を処方されたら

 アルコールは控えて下さい。

●他にお薬を飲んでいるときは、必ず歯科医師に伝えて下さい

・他の病気でお薬を飲んでいるときは、そのことを必ず歯科医師

 に伝えて下さい。飲み合わせの悪いものや量が多くなりすぎる

 と危険です。

・市販のお薬にも注意してください。

 勝手に飲むのは避けたほうがよいでしょう。

●冷暗所に保管して下さい

・日光や高温で変質するおそれがありますので、冷暗所に保管し

 下さい。

・幼児がいるご家庭では、お子様の手の届かない所に保管しま

 しょう。

●異常はすぐに連絡下さい

・じん麻疹や湿疹、胃腸障害などの症状がでたときは、すぐに服用

 を中止し、歯科医院に連絡し、指示を受けて下さい。

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『歯ぎしり』や『くいしばり』をしていませんか?「歯ぎしり」や「くいしばり」、歯の先端をカチカチ接触させる、といった無意識に行う運動を『ブラキシズム』と言います。ブラキシズムでは、歯や歯を支える組織(歯肉やあごの骨)にふつうに噛むときの2倍以上の力がかかるといわれています。    そのため症状がひどいと、歯の周りの組織に過重な負担がかかり、歯や歯肉やあごの骨といった組織が破壊されます。歯ぎしりくらいと軽く考えず、歯科医師にご相談ください。 

            ブラキシズムの症状とは 

歯ぎしり

上下の歯をすり合わせて「ギシギシ」「コリコリ」といった音を出しま

 す。

くいしばり

歯を強く噛み締める、力を入れて歯をくいしばることです。

タッピング

歯の先端部分をカチカチと触れ合わせることです。

こんなトラブルが起きます

    ● 歯がすり減ります。

    ● 力で歯が割れます。

    ● 歯肉が炎症を起こして歯周病が進行します。

    ● あごの関節に影響し顎関節症を起こします。

    

 原因は・・・

    ● 歯並びの悪さ

    ● かみ合わせの不正

    ● 鼻やのどの炎症

    ● 筋肉の緊張を伴う病気

    ● 精神的緊張や肉体的ストレス

 治療法は

    ● 原因になっている病気の治療

    ● 歯やお口の治療

    ● ナイトガードの装着

     (半透明のプラスチック製装置をあごにはめて筋肉の緊張

      を和らげます。個人の歯型に合わせて作ります。)

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Posted on 05-12-2009

 
 「歯周病」 とは、一般的に歯ぐきの病気、俗に 「歯槽膿漏」 と言われています。主な原因としては、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)に堆積した歯垢(しこう、プラーク)が考えられます。
 
 歯垢とは、細菌や細菌が作り出した汚れのかたまりです。歯垢(しこう)が時間をかけて石の様に硬くなった(石灰化した)ものを歯石といいます。これは歯ブラシなどでは除去できません。歯の表面にザラザラした歯石が付くことにより、歯周病の原因菌(歯垢)が繁殖し、この事が歯周病の悪化につながります。そのため、歯科医院の専門の機械を使って歯石を取り除き、歯の表面をツルツルにする必要があります。
 
 歯周病の初期段階では、歯ぐきに炎症がおきて赤くはれたり出血しやすくなります。この段階では、一般的に痛みを伴わないため、患者さん本人は歯周病にかかっている事に気が付きません。歯周病がかなり進行した状態で歯の周りの骨が溶け、「歯がグラグラする」 「かむと痛い」 「歯ぐきからうみが出る」 「口臭が気になる」 などの症状がでて、やっと自覚することができます。この様に歯周病はかなり病気が進行しないと症状として出てこないため、気が付いた時には歯を残すことができない状態のこともしばしばあります。
 
 歯を支える骨が悪くなると元には戻らないので、症状が悪化する前に歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)の歯垢や歯石を取り除くことがとても重要です。定期的な歯石取りや歯磨きの指導などを上手に利用し、歯周病の予防をスタートさせましょう。

 

  歯周病と全身との関わり 

歯周病の改善が全身の健康改善につながります。

歯周病と心疾患

   歯周病の人は健康な人に比べ、心疾患のリスクが約2.8と報告

   されています。歯周組織を破壊して体内に入り込んだ 歯周病菌

     は、血流にのって心臓まで到達し、血管や心臓の弁などに付着して

     疾患を誘発するといわれています。

歯周病と糖尿病

   歯周病の人は健康な人に比べ、糖尿病になるリスクが2倍以上

   と報告されています。歯周病菌の毒素やつくりだされる炎症性

   物質が、血糖値をコントロールするインシュリンの働きを妨げ

   糖尿病を悪化させるのです。 

歯周病と出産

   歯周病のある妊婦は、健康な妊婦に比べ、早産のリスクが7.5

   倍と報告されています。

   体に侵入した歯周病菌は、羊水に入って胎児の成長を妨げたり

   子宮収縮に関係した物質の濃度をあげて陣痛を誘発したりする

   のでないかと考えられています。 

遺伝や習慣・環境との関係

      精神的肉体的ストレス、不規則な食生活、喫煙などは、体の免

   疫力を低下させ歯周病を悪化させます。

   歯周病で悩んでいる家族がいる方は、体質や生活習慣や生活環

   境なども似ていることを自覚して、歯科医院でのチェックを受

   けておきましょう。

 

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歯を削ったり型を採った後に、最終的な修復物が入るまでの間『仮歯』を入れます。仮歯を入れると、見た目も自然で食事や会話なども困りません。そして何より仮歯によって、治療中の歯が傷ついたり歯列が動いたりすることがありません。

   外れたときは、すぐに連絡しましょう

仮歯は、完成した修復物を入れる際に簡単に取り外すことができ

るよう、歯に軽く固定してあります。外れたらできるだけ早くつけ

直して、型を取った時の歯や歯列の状態を維持しておくことが大切

です。

私たちの歯は少しずつ動いているので、仮歯が外れたままの状態

が長くなると、作った修復物が合わなくなってしまいます。 

  仮歯装着中のご注意

・入れた直後は、30分程度食事を控えて下さい。

・粘着性(ガムなど)のもの、固いものは噛まないようにして下

 さい。

・外れたり、壊れた時は、すぐに連絡下さい。

・外れたり、壊れた仮歯は、捨てずにご来院の際お持ちください。

・仮歯は一時的な処置なので、きちんと最後まで治療しましょう。

   もうひとつの仮歯

治療した歯について長期間にわたって経過を観察するような場

合にも『仮歯』を入れておきます。

仮歯を入れた状態で他の治療なども進め、お口の中全体が安定する

のを待って最終的な修復物を入れる治療をします。

このような『仮歯』は、総合的な治療のために入れておく歯です。

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Posted on 01-12-2009
Filed Under (7 口内炎について) by Takada-shika

お口の粘膜に起きる炎症  ほほの内側や歯肉の表面に円形の白い潰瘍(かいよう)ができ、飲食の際、しみてヒリヒリし、時には激しく痛むこともあります。これが口内炎です。口内炎は、疲労やストレス、栄養や睡眠不足などで体の抵抗力が衰えているときに発症します。素人目には同じように見えても、治療法は原因によって異なり、歯科医院では、塗り薬やレーザーによる治療が行われます。まずは正しい診断が大事。放置せず、歯科医院で粘膜の状態を診てもらいましょう!

 アフタ性口内炎   直径5ミリぐらいの円形の白い潰瘍で、周りは

          赤く腫れています。1週間ぐらいで治りますが、

          熱いものや辛い物を食べたときに強く痛むため

          に栄養や水分が不足し、症状が悪化することも

          あります。

  カタル性口内炎   ほおの内側や舌を誤って噛んだところや矯正装

          置があたったところが、赤くただれて痛みます。

 カンジタ性口内炎  口の中に棲む カビ(真菌)の一種であるカン

          ジタ菌が原因でできます。入れ歯の下の歯肉が

          赤くただれて痛むもの、舌全体が白い板状の苔

          のようなものに覆われるものなど様々な症状が

          あります。

  口内炎の予防 

  口腔内を清潔に 

         日頃から歯磨きや舌のおそうじをしましょう。

         力をいれすぎた歯磨きや舌磨きは、歯肉や唇、舌

         の粘膜を傷めます。優しく丁寧に磨いて下さい。

  お口の乾燥を防ぐこと 

         疲労やストレスは唾液の分泌を抑え、唾液の持つ

         抗菌清浄作用を低下させます。 水分を補ってドラ

         イマウスにならないようにしましょう。

  生活改善    

         ストレスを軽減し、バランスの良い食事をして体の

         抵抗力を高める生活をしましょう。

  口内炎には、アレルギーや自己免疫疾患や性感染症など重大な病気が

 原因で発症している場合があります。そのため健康管理の上からも、内

 科の受診をおすすめすることもあります。

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