札幌市白石区 小児歯科,審美歯科(セラミック治療) たかだ歯科クリニック

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歯科用語集

【診療科目・診療内容に関する用語】

<一般歯科>

大人の歯科治療全般を言いますが、診療内容として虫歯、歯周病の予防、治療、入れ歯、かぶせ物などの治療を行います。

 

<小児歯科>

一般的に生後6か月(歯が生え始める)から16歳未満を対象とした歯科治療全般を行います。

 

<矯正歯科>

歯並びの改善や受け口などのあごの位置関係の改善を主に行ないます。歯並びだけを改善すればよいのか、もしくはあごの成長のコントロールも行わなければならないのかによって治療開始時期が異なります。

 

<審美歯科>

歯や歯並び、歯ぐき(歯肉)の審美的な回復、改善を主体とした歯科治療。具体的には、オールセラミックなどの天然歯に近いかぶせ物や、かぶせ物による歯並びの改善、歯や歯ぐきのホワイトニング、矯正歯科、インプラント、ノンクラスプデンチャー(バネのない入れ歯)など。

 

<ホワイトニング>

ホワイトニングには、歯を対象にしたオフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあり、また歯ぐきを対象にしたホワイトニング(歯ぐきのメラニン除去)もあります。オフィスホワイトニングは、歯科医院内で、口腔内に光を照射して歯を白くする方法。ホームホワイトニングは、ご自宅でホワイトニングジェルを塗布して歯を白くする方法です。オフィスホワイトニングは、即効性があり、施術日に白くなった歯を患者さん本人が、実感できると思いますが、欠点として、ホームホワイトニングに比べ再着色しやすいです。またホームホワイトニングは、時間をかけて白くなりますが、オフィスホワイトニングに比べ再着色しにくいです。詳しくはトップページのホワイトニングを参考にして下さい。歯ぐきのホワイトニングは、メラニン色素による黒ずんだ歯ぐきをレーザーや薬品により、元々の健康なピンク色の歯ぐきに回復させる方法です。たかだ歯科クリニックでは、レーザーによる歯ぐきのメラニン除去を行います。詳しくは歯茎の黒ずみ除去を参考にして下さい。

 

 <インプラント>

歯根(歯の根っこ)を失った骨に埋め込む人工歯根(通常チタン製)のこと。人工歯根を骨に埋入後、かぶせ物や入れ歯を作製します。

 

<訪問歯科>

お体の不自由な方(脳梗塞、ご高齢等で歯科医院に来院されることが、不可能な患者さん)に対し歯科医師が、直接ご自宅に訪問して歯科診療を行うこと。

 

【歯の構造】

歯はエナメル質、象牙質、セメント質、歯髄の組織からできています。歯が口腔内に露出している部分を歯冠、歯冠より下の部分を歯根といいます。そして、歯の中心部には、歯髄と呼ばれる神経が通っています。歯にかかる衝撃を受け止め、あごにかかる力を吸収・緩和するために、歯根部分の表面(セメント質)と歯槽骨(骨)は歯根膜という繊維性の結合組織で結びついています。歯は歯槽骨、歯肉、歯根膜の支持組織によって支えられています。

 

①エナメル質:歯冠部の表面を被っている人間の身体組織の中で最も硬い組織。

②象牙質:エナメル質、セメント質の内側にあり、歯冠部から歯根部まで歯を形づくる組織。エナメル質よりも柔らかい組織。象牙質には象牙細管という細い管が通っていて、そこから、外側の刺激(冷たい、熱いなど)を歯の神経に伝えています。

③セメント質:歯根部表面を被っている組織で、歯根膜によって歯槽骨と歯を結合している。

④歯髄:神経と呼ばれる組織。神経線維のほかに血管やリンパ管などが通っていて、象牙質に栄養を補給しています。

⑤歯根膜:歯根と歯槽骨の間を結び付ける繊維性の結合組織を主体とした組織。食べ物を噛む際、歯に加わる力が直接歯槽骨に伝わるのを和らげる働きをしています。

⑥歯槽骨:歯を支えているあごの骨で、歯はこの骨の中に植立しています。歯周病などにより歯槽骨が大きく破壊されると、歯がグラグラになります。

⑦歯肉:歯槽骨を被っている軟らかい組織で、一般には歯ぐきと呼んでいる部分です。

 

【歯周病、虫歯に関する用語】

<プラーク(歯垢・デンタルプラーク)>
歯の表面に付着する、白く柔らかい粘りのある物。それを栄養にしている細菌とその代謝産物から成っている、いわゆる細菌の固まり。歯垢中の細菌は、飲食物中の糖分を栄養源にして増え続け、1個の細菌の増殖は1日で約10の8乗とも言われております。放置すると、細菌の出す酸や毒素のために虫歯や歯周病が引き起こされます。

 

<歯石(しせき)>
歯垢(しこう)が時間をかけて石の様に硬くなった(石灰化した)ものを歯石といいます。これは歯ブラシなどでは除去できません。

 

<歯周ポケット>

歯周病による病的な歯とはぐきの境目の溝を言います。歯周ポケットの深さが3㎜以上で、この深さが増えると歯周病が重症化します。健康なはぐきの溝は、歯肉溝と呼び通常1~2㎜の溝の深さです。

 

<歯周病(ししゅうびょう)>
歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)に入った細菌により、歯周組織(歯ぐきや骨)が破壊される病気の総称。

 

<歯肉炎(しにくえん)>
歯周病の初期段階で、歯ぐきの腫れや出血がみられるが、歯の周囲の骨が溶けている状態ではありません。

 

<辺縁性歯周炎(へんえんせいししゅうえん)>
歯肉炎よりさらに進行して歯の周りの骨(歯槽骨)が溶けて歯ぐきから、膿が出てくる病気。一般的に歯槽膿漏と呼ばれています。

歯周炎は、以下のように大きく分類されております。
① 辺縁性歯周炎 (歯周病、歯槽膿漏)
② 根尖性歯周炎 (歯の神経が死に、根の周りが化膿した状態)

 

<CR>

CR(コンポジットレジン)は、虫歯を除去後に詰める樹脂性の白いプラスチックで、前歯と奥歯両方に使用される歯科材料。CRは、歯に直接接着する特性があるため、深い虫歯を除去後に詰めることも可能な歯科材料です。

 

<シーラント>

奥歯(乳歯の奥歯・永久歯の奥歯)の咬む表面の溝(裂溝)を埋める詰め物。シーラントは、歯の表面の溝の凹凸を平らにするため、プラークの付着を防ぐことを可能とする虫歯予防にとても有効な治療法です。たかだ歯科クリニックでは、小児歯科で3,4歳から、大人では19歳までを保険治療で行います。

 

<フッ素>

フッ素には、『フッ素塗布』『洗口用フッ素』『歯磨き粉に含まれるフッ素』に大きく分類されます。塗布用のフッ素は、3種類の中で最もフッ素濃度が高いため、歯科医院にて通常3~4か月置きに行います。洗口用のフッ素は、歯科医院ではなく、ご自宅で行ってもらいます。いずれも虫歯予防に有効です。

 

<歯間ブラシ>

歯と歯の間に通す専用のブラシです。通常、ブリッジ(橋かけ状の連なったかぶせ物)や連結冠(2本以上の繋がったかぶせ物)の歯と歯の間の清掃に使用します。

 

<フロス>

歯と歯の間に通す清掃用の糸ようじです。歯ぐきが痩せて、歯と歯の間のすき間が広くなった部位には適しておりません。その場合には、歯間ブラシを使用して下さい。

 

【かぶせ物の種類】

①保険歯科治療のかぶせ物

<FMC>

銀歯と言われております。奥歯の4番目の歯から8番目(親知らず)を対象とした金属のかぶせ物です。保険の歯科治療の対象ですが、見た目(審美的要素)や金属アレルギーの問題を引き起こす可能性があります。

 

<インレー>

虫歯を除去後、歯の一部分にかぶせる金属の歯科材料(かぶせ物)

 

<HJK>

白いプラスチック(樹脂)製のかぶせ物。前から4番目、5番目の奥歯(小臼歯)のみ保険適応です。見た目は銀歯(FMC)より良いですが、プラークがかぶせ物の縁(歯茎との境目)に着きやすく摩耗しやすく、壊れやすいです。

 

<前装CK>

硬質レジン前装冠と呼ばれております。前歯(3番目犬歯も含む)のかぶせ物。外側(唇側)は硬質レジン(白い樹脂製)、内側(裏側)は金属で構成されている。外側の硬質レジンは、水分を吸収する性質があるため、年数と共に飲食物の色素を取り込み、その結果、着色してしまいます。

 

<乳歯冠>

小児歯科で使用する乳歯にかぶせる既製の金属

②保険外歯科治療のかぶせ物

 

<オールセラミッククラウン>

金属を使用せず、歯の表面(外側、裏側も)は、セラミック(せと)で覆ったかぶせ物。審美的に優れており、天然歯に近い透明感を有し、年数の経過による色調の変化がほとんどありません。また金属アレルギーの方にも安心です。

 

<ジルコニアオールセラミッククラウン>

表面は、セラミック、内面(フレーム)は、白いジルコニアで構成されるオールセラミッククラウン。ジルコニアで土台を覆うと金属色が透けて見えないため、神経を取った歯に金属の土台が装着されている場合には、適したかぶせ物です。

 

<アルミナオールセラミッククラウン>

表面はセラミック、内面(フレーム)は、白いアルミナ(原料は陶材やガラスなど)で構成されるオールセラミッククラウンです。アルミナ(フレーム)は、ジルコニアに比べ強度が、少し劣りますが、光の透過性がジルコニアより優れているため、神経を取っていない歯にかぶせる場合には、最適です。

 

<メタルボンド>

表面はセラミック、内面(フレーム)と歯の裏側に歯科用金属を使用したセラミッククラウンです。前装CKやHJK(保険の白いかぶせ物)と比べて、審美的にも天然歯に近い透明感があり、年数の経過による色調の変化がほとんどありません。欠点として金属アレルギーの方に使用できないことやかぶせ物の縁(かぶせ物と歯ぐきの境目)に黒ずみができやすいことです。

 

<ハイブリットセラミッククラウン>

表面のハイブリットセラミックは、セラミックと保険の前装CK(硬質レジン)の中間の固さを有する歯科材料を使用。内面(フレーム)と歯の裏側には、歯科用金属を使用したかぶせ物です。年数の経過による色調の変化とプラークの付着に関しては、オールセラミッククラウンに比べ、劣ります。長所として、ハイブリットセラミックが欠けた際、修理が可能なことが多いです。

 

<ハイブリットセラミックインレー>

表面のハイブリットセラミックの歯科材料の部分的なかぶせ物。かぶせた場所が目立たないので審美的に良い。

 

<フルジルコニア>

白いジルコニア(人工ダイヤとしても使用)のみで作製するかぶせ物。通常奥歯に適応される。

 

【義歯】

一般的に入れ歯と呼ばれております。ブリッジ(固定式のかぶせ物)とは異なり、可撤式のかぶせ物。

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