小児のおやつと飲み物
小児へのおやつと飲み物の与え方(小児歯科の立場から)
子供の成長を助ける「おやつ」。お口の健やかな成長の為に、周囲の大人が配慮して適切におやつを与えましょう。
注意が必要な食事・生活習慣
× 食べる回数が多い(お口の中がいつも酸性)
× 柔らかい食品(食べかすがつきやすい)
× 砂糖の多い食品(虫歯菌のえさが豊富)
× 歯磨きが不十分(プラークが残る)
適切なおやつの与え方は?
〇 与える回数、時間を決め、ダラダラ食いをさせない。
〇 砂糖を使用しない食品を心がける(キシリトールなどの代用糖)
〇 食べたら歯磨きをする(飲食後すぐうがいするだけでも虫歯予防に効果があります。)
〇 飲み物は水かお茶にする。
※スポーツ飲料は、PH3.6~4.6という酸性度の高い飲み水です。子供の歯は、PH5.7、大人の歯はPH5.5で溶け出すので、スポーツ飲料をいつも飲んでいると口の中は、常に酸性化し、エナメル質(歯の表面)が絶えず溶け出す状態になります。
※幼児の歯ブラシ(特に就寝前)には、仕上げ磨きをしてあげましょう。
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