口内炎について
お口の粘膜に起きる炎症 ほほの内側や歯肉の表面に円形の白い潰瘍(かいよう)ができ、飲食の際、しみてヒリヒリし、時には激しく痛むこともあります。これが口内炎です。
口内炎は、疲労やストレス、栄養や睡眠不足などで体の抵抗力が衰えているときに発症します。
素人目には同じように見えても、治療法は原因によって異なり、歯科医院では、塗り薬やレーザーによる治療が行われます。
まずは正しい診断が大事。放置せず、歯科医院で粘膜の状態を診てもらいましょう!
アフタ性口内炎:直径5ミリぐらいの円形の白い潰瘍で、周りは赤く腫れています。1週間ぐらいで治りますが、熱いものや辛い物を食べたときに強く痛むために栄養や水分が不足し、症状が悪化することもあります。
カタル性口内炎:ほおの内側や舌を誤って噛んだところや矯正装置があたったところが、赤くただれて痛みます。
カンジタ性口内炎:口の中に棲む カビ(真菌)の一種であるカンジタ菌が原因でできます。入れ歯の下の歯肉が赤くただれて痛むもの、舌全体が白い板状の苔のようなものに覆われるものなど様々な症状があります。
口内炎の予防
● 口腔内を清潔に
日頃から歯磨きや舌のおそうじをしましょう。
力をいれすぎた歯磨きや舌磨きは、歯肉や唇、舌の粘膜を傷めます。優しく丁寧に磨いて下さい。
● お口の乾燥を防ぐこと
疲労やストレスは唾液の分泌を抑え、唾液の持つ抗菌清浄作用を低下させます。
水分を補ってドライマウスにならないようにしましょう。
● 生活改善
ストレスを軽減し、バランスの良い食事をして体の抵抗力を高める生活をしましょう。
※ 口内炎には、アレルギーや自己免疫疾患や性感染症など重大な病気が原因で発症している場合があります。そのため健康管理の上からも、内科の受診をおすすめすることもあります。
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